犬と人間の関係学
1/18 鳥猟犬の保護について考える ~すべての犬たちが幸せな生活ができる社会に向けて~
講義概要
最近は、だいぶ「保護犬」という言葉が世の中に定着し、多くの犬好きや動物関係者が犬の保護活動に携わったり、関心を持つようになりましたが、保護される犬たちには様々な境遇のものたちがいて、一口に「保護犬」と言っても、そこには多岐にわたる課題が見え隠れしています。
今回は、そういった犬の保護活動のトピックスの一つである、鳥猟犬についてお話をお届けいたします。
鳥猟犬(gun dog)は、鳥などの獲物の居場所を知らせ飛び立たせるために使役される犬ですが、猟に向かなかったり、怪我をしてしまった個体が遺棄されてしまうということが度々起こります。このような身勝手な理由から、保護される鳥猟犬の頭数が多い自治体もあり、「鳥猟犬が家庭犬に向かない」というイメージも相まって、元鳥猟犬の保護・譲渡が大きな課題となっているのです。
本オンラインセミナーではこのような鳥猟犬の保護の課題について、愛犬の飼い主や犬に携わる者が知っておくべき点について、鳥猟犬に特化した犬の保護団体の専門家よりお話をお届けいたします!
具体的には、下記のようなポイントについてお話をさせていただく予定です。
- 我が国での鳥猟犬には、主としてどのような犬がいて、どのように使われているか、そしてどのような個体が保護されているのか
- 何故、鳥猟犬が保護されるのか ― 鳥猟犬が遺棄・所有権放棄される背景とは
- 保護された鳥猟犬たちを譲渡するにあたっての課題 ― 犬たちはどのような問題を抱えているのか
- こういった課題に対する、猟友会の立場は? ― 鳥猟犬が多数保護されなければならない状況を彼らはどのように思っているのか、会自体で何か呼びかけや対策をとっているのか等々
- 犬にかかわる人に、鳥猟犬の保護という課題について知っておいてほしいこと
犬と人間がより豊かに共に暮らすことができるような社会を実現するためには、保護が必要な犬たちの背景にある課題を私たちが知り、その解決に取り組むことは必須と言えます。本オンラインセミナーが、「鳥猟犬」という犬たちが抱える課題について知り、犬と人間の関係について改めて考えるきっかけとなれば幸いです。
愛犬と生活を共にする方々はもちろん、犬に携わるお仕事やご活動に従事している方々にも本セミナーをご活用いただければと思っています。
★ 講師 ご紹介 : 金子 理絵 先生(GUNDOG RESCUE CACI 代表)
GUNDOG RESCUE CACI(コンパニオン アニマル クラブ 市川)
WEB : https://cac-ichikawa.com/
Facebook : https://www.facebook.com/cacidog/?locale=ja_JP
Instagram : https://www.instagram.com/gundogrescuecaci/
X(旧twitter):https://x.com/RescueCaci
【 日程 】
2025年1月18日(土) 13時-15時
【 形態 】
オンラインでの開催となります。
【 講師 】
金子 理絵 先生
(コンパニオン アニマル クラブ 市川)
【 受講料 】
一般 2,750円(税込)
当会会員 2,530円(税込)
【 主催 】
一般社団法人 優良家庭犬普及協会
【 共催 】
一般社団法人 アニマル・リテラシー総研
【 申込み 】
①下記のお申込フォームから
②必要事項を記載してFAX(042-626-2227)で送る
また、上記の方法がうまくいかない方は、
下記の必要事項をご記入の上、info@cgcjp.com までお申し込みくださいませ。
*なお hotmail / yahoo mail/ gmailをご利用の方はこちらもご参照ください。
1) お名前
2) ご住所
3) お電話番号
4) FAX
5) 区分 (一般/当会会員)