犬と人間の関係学

2/4 補助犬について考える② ~使用者視点の課題とは?

身体障碍者補助犬法 施行20周年企画

 

私たち人間の「最良の友」と言われる犬は、私たちの生活の様々な場面で活躍してくれています。

 

警察犬、麻薬探知犬、災害救助犬など、人間社会で働く犬たちの中には、障がい者の社会参加を手助けしてくれる(身体障碍者)補助犬もいます。

 

前回に続き、今回もこの補助犬にスポットライトを当てて犬と人間の関係についてお話いたします。

 

今回は、補助犬の法律である身体障害者補助犬法が誕生する時よりロビー活動にかかわり、かつご自身も補助犬(介助犬)使用者である木村佳友先生に、使用者視点で補助犬のあれこれについてお話いただきます!

 

具体的には、下記のようなトピックスについて考えます。

 

 障がいについて、シンシアとの出会い、シンシアが介助犬になるまで

 身体障害者補助犬法ができる前の状況

 法律を作る時の当事者としてのロビー活動はどのようなものだった?

 身体障害者補助犬法、使用者の評価は?

 介助犬の貸与を受けるまでのプロセス、当事者としての体験と今後の要望

 介助犬による生活の変化

 介助犬使用者として、社会や育成団体に望むこと 

 

補助犬(介助犬)使用者から直接お話を聴くことができる貴重な機会です。多岐にわたる犬と人間の関係の一つである補助犬について、ぜひ本オンラインセミナーを学びの機会としてお役立てください。

 

 

★ 講師 ご紹介 : 木村 佳友 さん

木村佳友さんと奥様と、初代パートナーのシンシア
木村佳友さんと奥様と、初代パートナーのシンシア

日本介助犬使用者の会 会長

特定非営利法人日本補助犬情報センター 副理事長

宝塚市大使

関西学院大学非常勤講師

 

木村さんご本人のHP こちら

 

関連情報

 ◆バリバラ

 「わん!ダフルワールド ~知られざる補助犬の世界~」(2022/11/11放送分)

 

◆書籍

「介助犬シンシア」

著者:木村佳友/毎日新聞阪神支局取材班

出版:新潮社 新潮文庫

 

以下のサイトより介助犬やシンシアに関する本

が探せます。

 

NPO法人 日本補助犬情報センター 様

 

◆インタビュー記事

①PEPPY様 こちら

 

 

 

◆ドラマ

シンシア~介助犬誕生ものがたり」(毎日放送、2003年)

 

 https://www.paravi.jp/watch/16382

 

 

出演 

富田靖子さん・金山一彦さん・中山エミリさん・高田聖子さん 他多数

 

2003年

日本民間放送連盟賞 ドラマ部門 優秀賞

アジアテレビ賞 単発ドラマ部門 最優秀賞

2004年

上海テレビ祭 ドラマ部門 入賞

 

内容

2003年に「介助犬シンシア」をベースに作られた、毎日放送制作のドラマ。

木村さんがケガをされて、その後のご夫妻での葛藤、またシンシアとの出会いや、シンシアが介助犬となる過程が、奥様の視点で描かれています。

 

子どもから大人まで楽しめるドラマとして、実力派俳優が出演する

大変見ごたえのある作品となっておりますので

この機会にぜひ!関心のある方はご覧になって下さい。

 

動画配信サービス「Paravi」でご覧いただけます

※配信に関する原作使用料は、補助犬の研究・育成の為に設けられた

 

 「(公財)毎日新聞大阪社会事業団・シンシア基金」に全額寄付されます。

 

身体障碍者補助犬法 施行20周年企画

補助犬について考える② ~使用者視点の課題とは?

 

【 日程 】 

2023年2月4日(土)  19時-21時

 

【 形態 】 

オンラインでの開催となります。

 

【 講師 】

木村 佳友

 

【 受講料 】

一般    2,750円(税込)

当会会員   2,530円(税込)

 

【 主催 】 

一般社団法人  優良家庭犬普及協会

【 共催 】 

一般社団法人 アニマル・リテラシー総研

 

【協力】

特定非営利活動法人 日本補助犬情報センター 様

 

【お知らせ - UDトーク あり】

 

本セミナーはどんな方にも受講頂けるように、日本補助犬情報センター様の

ご厚意により、アプリ「UDトーク」を利用して実施いたします。

 

UDトークとはコミュニケーションの「UD=ユニバーサルデザイン」を

支援するためのアプリです。

 

・「音声認識+音声合成」機能を使って視聴覚障害間コミュニケーション

・「多言語音声認識&翻訳」機能を使って多言語コミュニケーション

・「漢字かな変換や手書き」機能を使って世代間コミュニケーション